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スクラブをチームユニフォーム化してモチベも効率もUPスクラブをチームユニフォーム化してモチベも効率もUP

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チームスクラブ

スクラブといえば、すでに医療施設では定番となったユニフォームですが、種類やカラーが豊富なだけに「どんな選び方をすればいいのかわからない…」とお悩みの方も多いことでしょう。

そこで今回は、スクラブの「チームユニフォーム化」をご提案させていただきます。

統一感のあるユニフォームは、ちょっとしたお困り事の解決や従業員さんのモチベーションアップ、作業の効率化が期待できたりと意外なメリットがたくさんありますので、選び方に迷っている方はぜひ最後までご覧ください。

コラムの後半では選び方の例を記載していますので、使用用途に合わせたユニフォームをお探しの方の参考になれば幸いです。

スクラブやユニフォームに統一感がないとこんな問題が・・・

もし、医療施設のユニフォームがバラバラだとしたらどんなデメリットがあるでしょうか?
常に人と関わるお仕事ですから、患者さんと従業員さん、双方にとって気持ちの良い空間づくりを意識しなければなりません。
以上を踏まえて、それぞれの目線で考えてみました。

患者目線のデメリット

  • 患者なのか従業員なのか、混同し判別できない可能性がある
  • 患者やその家族が、従業員の身分や役割を把握することが難しい場合がある
  • 服装が不適切な場合、患者に不快感を与える可能性がある
  • 「この人は看護師さん?事務員さん?聞きたいことがあるけど話しかけていいのかな?」など、患者さんが困惑してしまうおそれがあります。

    患者さんや付き添いのご家族は不安で憔悴している場合がありますので、緊張感をやわらげたり、心身ともに少しでも負担を減らせるよう工夫されていると安心ですよね。

    従業員目線のデメリット

  • 服装によっては職種が分かりにくく、混乱が生じる可能性がある
  • 室内とはいえ、シーズンや天候の変化によって適切な服装を選ぶことが難しい場合がある
  • 職種や身分がわかりにくいと、患者と信頼関係を築くのに時間を要する場合がある
  • 従業員が多いところでは施設内の人間なのかどうかの判別が難しい場合があり、危機管理の面でも不安をぬぐい切れないことがある
  • 「顔は見たことあるけど、どの部署の人だろう・・・」
    ささいなことではありますが、緊急対応を求められる場面も少なくない医療施設では、小さな不安要素でもないに越したことはありませんよね。
    また、組織内の人間なのか外部の人なのか?安全安心を強く求められる医療施設だからこそ、危機管理面においても懸念材料を払拭しておくことは重要課題だと言えます。


    スクラブが統一感ある「チームユニフォーム化」になることで得られるメリットとは

    それでは、スクラブを施設全体や部署ごとにチームユニフォーム化すると、どんなメリットが得られるでしょうか?

    患者さんのメリット

  • 誰がどんな立場の人なのかが一目で見分けがつき、声を掛けやすい。
  • チーム全員で見守ってもらえているようで安心する。
  • ”看護師”の〇〇さん、”理学療法士”の〇〇さんなど、名前を憶えやすくなるかも。
  • 統一感があると全体的な信頼感が増し、清潔感やプロフェッショナリズムを感じ取ることができる
  • 人は、共通の話題を持ったり相互認識が高まることで、心理的安全性が高まるという特徴があります。
    医療施設という特殊な空間だけに、安心感や元気を与えられる材料は多い方が良いですよね。
    また、何かあればいつでも声を掛けられる環境になれば、不安な気持ちが取り除かれるだけでなく、お互いに信頼関係が築きやすくなるでしょう。

    従業員のメリット

  • 立場を理解してもらいやすくなり業務効率が上がる。
  • 同じユニフォームを身にまとうことで一体感がうまれ、チーム力がアップする。
  • 色やスタイルによって、職種にふさわしい印象を与えることができる。
  • 着用のルールを決めておけば、着る服を迷わなくていい。
  • 仕事に対するモチベーションがアップする。
  • 経験や年数などの個人差が目立ちにくくなる。

  • このように、チームで統一されたスクラブユニフォームを着ることには沢山のメリットと意義があります。
    また、着用した瞬間に”施設の顔”になるので、責任と社会的ステータスを感じることができるでしょう。

    スクラブやチームユニフォームによる「ドレス効果」をご存じですか?

    ドレス効果とは「人は着ている服にふさわしい行動をとるようになる」という心理現象のことをさしています。
    例を挙げますと、「警察官や消防士の制服を着ると勇敢な気持ちになり、ラフな服装を着ると自然体でいられる」というような心理的効果のことです。
    なお、この現象は着ている本人に影響を与えるだけでなく、相手に対しても同じ効果があることがわかっています。
    医療施設に例えると、白衣を着た人と清掃用の作業服を着た人、あなたは注射をされるならどちらを選びますか?
    おそらく白衣を着た人を選ぶ方が多いのではないかと思います。
    つまり「見た目で判断してしまう人が多い」ということです。
    着ている本人にも周りにも意識の変化を与える「ドレス効果」を、利用しない手はないですよね。

    スクラブやチームユニフォームを統一することにより、施設の印象は大きく変わる

    ユニフォーム(制服)の定義とは「ある一定の団体に所属する者が統一性を持った物を着用するという目的で作られた服」であり、今では生活の様々な場面で目にするアイテムとなっています。

    チームで同じユニフォームを身につけることは

  • あたえられた使命や責任感を常に意識できる
  • 職場やチームに対する帰属意識の向上
  • 連帯感や一体感の助長
  • 粗悪行為の抑制
  • 新人さんでも仲間意識が芽生えて馴染みやすくなる
  • プライベートと仕事の切り替えを促す
  • といった、意識や心理的な側面でも効果を発揮します。

    そのほか、施設の雰囲気やイメージ面でも好印象を与えることができますし、機能的でおしゃれなユニフォームは、採用活動の際にも人気を集めることが期待できるでしょう。

    スクラブ・チームユニフォームの選び方

    スクラブなどユニフォームは様々な選び方があります。
    目的や機能など、必要に応じて最適なユニフォームをみつけてください。

    患者さんのメリット

    一目見てわかるよう、職種などをイメージした色で選ぶ

  • ドクター   ⇒ 権威性のある落ち着いた雰囲気の色
  • 看護師    ⇒ 優しさや安心感を与えるパステル調の色
  • 管理栄養士  ⇒ 清潔感ある色

  • 機能性で選ぶ(1)

    持ち物や筆記具など、それぞれの職種に必要な機能で選ぶ

  • 持ち物が多い場合は、ポケットの数が多いものを選ぶ
  • スマートフォンや無線機など、通信手段に合わせたポケットの大きさで選ぶ

  • 機能性で選ぶ(2)

  • 薬品に対する色落ち耐性を持った生地かどうか
  • 埃の付着防止や電子機器に影響が無いよう、静電素材になっているか
  • 動きやすさや素材で選ぶ

    理学療法士や調理師など、動きやすさや選択のしやすさで選ぶ

  • 伸縮性が高く、肩回りや袖丈、丈の長さは作業に支障がないか
  • 汚れが目立たない色や、洗いやすい素材かどうか
  • 吸汗速乾素材で、肌触りが常に快適か
  • 肌着が透けない素材か
  • ブランドやデザインで選ぶ

    患者や雰囲気に合わせたり、働くモチベーションになるようなデザインで選ぶ

    例えば、小児科や小児歯科などは可愛い雰囲気のデザインや威圧感を感じさせないような色がよく選ばれています。
    また、常識を逸しない範囲で高級感があったりスタイルが良く見えるデザインのユニフォームなら、従業員の意識やモチベーションも高く保つことができるでしょう。

    スクラブブランドのご紹介

    Mizuno,ミズノ

    Mizuno(ミズノ)スクラブ白衣

    Dickies,ディッキーズ

    Dickies(ディッキーズ)スクラブ白衣

    pantone,パントン

    pantone(パントン)スクラブ白衣

    Wacoal,ワコール

    Wacoal(ワコール)スクラブ白衣

    asics,アシックス

    asics(アシックス)スクラブ白衣

    NAGAILEBEN,ナガイレーベン

    NAGAILEBEN(ナガイレーベン)スクラブ白衣

    LAURA ASHLEY,ローラアシュレイ

    LAURA ASHLEY(ローラアシュレイ)スクラブ白衣

    MICHELKLEIN,ミッシェルクラン

    MICHELKLEIN(ミッシェルクラン)スクラブ白衣

    JILL STUART,ジルスチュアート

    JILL STUART(ジルスチュアート)スクラブ白衣

    ブランドやデザインで選ぶ

  • 日勤・夜勤など、シフトに応じてわかりやすく色分けする
  • 実際に着用するチーム全体で話し合い、一体感を高める効果を狙う
  • ロゴや刺繍でカッコよさやオリジナリティを出す
  • 名前を覚えてもらいやすくするため、名札ではなく刺繍を入れる
  • まとめ

    今回はスクラブの「チームユニフォーム化」をご提案させていただきました。
    従業員さんだけでなく、患者さんや社会的にも影響を与える「チームユニフォーム」という考え方を、ぜひあなたの施設にも取り入れてみてください。


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