デニムとは

綿の厚地織布の一種で、ジーンズや鞄などに使用されます。デニム生地は、10番手以上のタテ糸をインディゴで染色し、ヨコ糸を未晒し糸で綾織りにしたもので、生地の裏側に白いヨコ糸が多く出るのが特徴です。

ジーンズのほかに、ズボン、スポーツウエア、作業服などに使用されます。また、トップスやアウターには「デニムジャケット」「デニムコート」などと呼ぶのが一般的です。

もともと天然インディゴ(藍)を使用して染色されていましたが、1900年代に安価で扱いやすい合成インディゴが開発され、今では合成インディゴで染色したデニム生地が一般的です。

デニムという語源は、フランス、ニーム産の綾織の布地を意味する「Serge de Nîmes(セルジュ・ドゥ・ニーム)」と言われています。


< 用語集一覧へもどる