目付(量)とは

服の生地における目付(めつけ)とは、織物や編地の単位面積あたりの重量です。生地の密度を指しており、生地の一定の長さでの重量を示しています。

目付は、日本国内では1平方メートル(㎡)あたりの重さを用いるのが一般的です。たとえば、1㎡あたり100gの生地は100g/㎡と表記されます。

また、「巾なり目付(はばなりめつけ)」と言って、(巻きの幅そのまま)×1mあたりの重さを表すこともあります。その場合はg/mと表記します。

目付は、セーターやタオルなどの製品では価格を決める重要な指標となることが多いです。一般的に軽くて薄くて柔らかい生地が理想的とされるため、強度を保ちつつも目付を軽くする(=薄い・軽い・柔らかい)ように作られます。


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